【時事解説】電気自動車の普及に拍車をかける全個体電池とは その2~法人税申告決算確定申告は大阪の税理士法人福永会計~

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【時事解説】電気自動車の普及に拍車をかける全個体電池とは その2
記事提供者:(株)日本ビジネスプラン

 自動車産業において、ガソリン車から電気自動車(EV)へのシフトが進んでいます。EVの普及を後押しするものとして、全固体電池が注目を集めています。特徴は、充電時間が現行EVの3分の1程度、航続距離は2.4倍の性能を誇ります。今後、EVの普及に拍車をかけると期待され、世界各国の自動車や電池メーカー、研究機関などが競って開発しています。

 現在、全固体電池搭載の車は試作段階にありますが、自動車メーカー各社が量産に向け、開発に取り組んでいます。トヨタ自動車は2027年に全固体電池を搭載したEVを投入する計画です。日産自動車も2028年度までに全固体電池を搭載したEVを市場に投入すると発表しています。ホンダは自社で電池の生産を行っていますが、全固体電池は2024年春に実証ラインを稼働させる予定です。

 これまで、全固体電池の研究開発では日本の独壇場でした。中でもトヨタは全固体電池の研究開発で先行し、関連特許を多数持っています。ただ、最近では海外メーカーも追いつきつつあります。マクセルなど複数のメーカーが全固体電池の量産化に乗り出しています。ただし、量産化に成功した全固体電池はウエアラブル端末向けなど小容量の製品にとどまっており、車載向けなどの大容量製品への展開には課題が残っています。

 全固体電池にはいくつかの課題があります。大きくはコストと耐久性です。コストは量産化が進めば解決される可能性が高まります。ただ、耐久性は高い壁が残されています。商用化されるには数千回の充電に耐えることが求められますが、現状はるかに下回っています。ただ、優れた材料も見つかっており、今後の進展に目を向けたいところです。(了)

(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)

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