【時事解説】ダイナミックプライシングの功罪 その1 ~法人税申告決算確定申告は大阪の税理士法人福永会計~

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【時事解説】ダイナミックプライシングの功罪 その1
記事提供者:(株)日本ビジネスプラン

 JRが利用時間帯によって鉄道運賃に差をつける変動運賃制、いわゆる、「ダイナミックプライシング」を導入する方向です。提供する商品の需要状況の違いによって、販売価格を機敏に変動させ、利潤を極大化させようとするのがダイナミックプライシングのねらいです。ITの進化で、そんなことも可能になったのだと感心するところもあるのですが、経済的には望ましくても社会的には必ずしも正しいものではないというところが悩ましいところです。

 ダイナミックプライシングの考え方は経済学的には合理的です。経済学の教えるところでは、価格は需要曲線と供給曲線の一致するところで決まります。需要と供給は常に一定ではなく、原理的には、時と場所によって異なる需要と供給が存在し、それに応じて多様な価格が成立します。とすれば、同じモノやサービスであっても、局面によって異なった価格が成立するのは道理です。

 しかし、従来、多くの物品は一物一価で販売され、我々もそれを当然のことのように受け入れてきました。これまで一物一価が主体であったのは、商品を供給する企業側が局面に応じた正確な需要曲線の把握が困難であったということと、たとえ需要曲線を個別に把握できたとしても、不特定多数が利用する鉄道のような業種においては、局面に応じて異なる料金を徴収することが難しかったからです。ところが、ITの進化はそうした壁を乗り越え、新たなビジネス展開を図ることを可能にしました。

 自動改札機の普及により、朝や夕方の混雑ピーク時と昼間のオフピーク時の乗車状況は瞬時に詳細に把握できます。そのデータに基づき、ピーク時の運賃を高く、オフピーク時の運賃を安くします。複数料金徴収の困難さも自動改札機があれば解消できます。(つづく)

(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)



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