【時事解説】稲盛哲学に見るデフレマインド その2 ~法人税申告決算は大阪の福永会計事務所~

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【時事解説】稲盛哲学に見るデフレマインド その2

記事提供者:(株)税務研究会 税研情報センター

しかし、ビジネスという観点から見ると、デフレマインドについてまた違った姿が見えてきます。
京セラフィロソフィーで有名な稲盛和夫氏はその著書で「まとめ買いではなく、
当座買い」を進めています(「稲盛和夫の実学」)。

これは明確にデフレマインドの発想です。投機で儲けようとするのであれば、
将来モノが高くなりそうだから、思惑で早く、多めに仕入を行う、
ということはあるでしょう。しかし、投機ではなく、純粋にビジネスで利益を上げようとするなら、
それは決して正しい方法ではありません。必要以上のモノを思惑で買うと、
在庫が増え、管理費や金利がかかりますし、陳腐化して使えなくなるリスクも抱えます。
それに、買ったものが上がるかどうかも不確定であり、思惑が外れ、
価格が下がることもあります。そうなったら、泣きっ面に蜂です。

デフレマインドとインフレマインドの大きな違いは、モノを購入する動機にあります。
インフレマインドでは買おうとするモノの値段が上がるかどうかがポイントですが、
デフレマインドでは買おうとするモノが自分の会社で今必要かどうかに注目します。
つまり、購入動機の出発点がインフレマインドでは企業の外にあるのに対し、
デフレマインドでは企業の中にあります。モノの価格が上がるからという思惑で買うのではなく、
モノの価格がどうであれ、自分の会社にとって必要なモノを必要な量だけ買うのが稲盛哲学です。

デフレマインドはマクロの経済成長にはマイナスかもしれませんが、
ミクロの企業経営では忘れてはならない思考だと、私は思います。(了)

(記事提供者:(株)税務研究会 税研情報センター)

 
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