「平均給与」10年ぶりに増加

【国税庁】「平均給与」10年ぶりに増加

国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、2007年に一年間を通じて民間企業に勤務した給与取得者(4,542万5,000人)が受け取った平均給与は437万2,000円と前年を2万3,000円上回り、10年ぶりに増加に転じたことが分かりました。
業種別では、「金融・保険業」の691万円が最も高く、「飲食店、宿泊業」の273万円が最も低いようです。
また、給与階級を男女別にみると、男性は300~400万円が485万人(17.4%)で最も多く、女性は100~200万円が476万4,000人(27.1%)で最も多い結果となりました。
納税者数(3,880万6,000人)は全体の85.4%、税額は8兆7,575億円で、納税者の給与総額に占める税額の割合は4.69%となっています。なお、税額の半分以上を占めているのは、年間給与額800万円超の給与所得者によるものです。