物納申請件数が前年度対比63%の激減

【相続税】物納申請件数が前年度対比63%の激減
平成19年度の物納申請件数は383件と、前年度の1,036件から大幅に激減しました。
審査機関の短縮化などで利用件数増加が期待された新物納制度ですが、申請の際に提出する
「金銭納付を困難とする理由書」がネックとなり、利用件数が伸び悩んでいるとの見方があります。
一方、国税庁の見解によると、「地価の上昇によって土地等を以前より売却しやすくなったこと」や、「物納を選択した場合に生じる延滞税等の附帯税よりも、金融機関からの借入金利のほうが低いこと」などが利用件数減の理由として挙げられているようです。