「個人企業経済調査」(動向編)結果
総務省統計局が調査した「個人企業経済調査」(動向編)平成20年7~9月期結果のなかで、個人企業の営業状況、営業収支などの調査結果が明らかになりました。今期(平成20年7~9月期)の1事業所当たりの売上高や営業利益は、前年同期と比較するとほとんど減少傾向にあります。
(1事業所当たり)
業種
|
売上高
|
前年同月比
|
営業利益
|
前年同月比
|
---|---|---|---|---|
製造業 |
247万6000円
|
5.5%(↓)
|
72万4000円
|
10.4%(↓)
|
卸売業・小売業 |
428万2000円
|
20.5%(↓)
|
50万3000円
|
6.7%(↓)
|
宿泊・飲食サービス業 |
253万4000円
|
8.4%(↑)
|
51万5000円
|
3.2%(↓)
|
サービス業 |
144万6000円
|
3.1%(↓)
|
51万7000円
|
6.8%(↓)
|
昨年の個人企業の実態調査では、後継者不足に関する実態が浮き彫りになっていましたが、今期の動向調査でも経営状況の悪化が数字に表れており、今後も厳しい状況にあることがうかがえます。
●参考:個人企業経済調査 「総務省統計局HP」