21年度路線価、7月1日に公表

21年度路線価、7月1日に公表

国税庁は23日、相続税・贈与税の土地などの評価に用いる平成21年度分の路線価図等の閲覧を7月1日(水)に開始する予定との発表を行いました。昨年からホームページでの閲覧ができるようになり、過去3年分の路線価図等を見ることができます。

路線価は、国税庁が発表するもので、相続税や贈与税の土地などの評価額を算出する基準金額です。不動産には、様々な価格があり、公示価格・基準値価格・路線価・固定資産税評価額などがあげられます。
公示価格とは、国土交通省が発表するもので、1月1日現在での価格です。また、基準値価格は都道府県が発表する7月1日時点での価格で、それぞれ標準的な画地価格を示しています。
路線価は、公示価格の8割程度に設定されていますので、今年発表された公示価格の下落にともない、路線価も4年ぶりに下落するのではないかという見方が強いようです。

●参考「国税庁HP」路線価(平成18年~20年分)